近代日本と「自我」 ――漱石や明治期の哲学者たち――
<2025年度秋期>
クラスコード:01B43
講座名 | 近代日本と「自我」 ――漱石や明治期の哲学者たち―― |
曜日?時間 | 木曜日 13:35~15:05 |
受講料 | 17,600円(税込) |
定員 | 30名 *初回抽選日(8/26)以降は、先着順。最少開講人数を超えて、定員以下の講座は開講が決定となります。定員を超過した場合、超過した日の受付分で抽選を行います。 *各講座とも定員に達し次第、申込受付を終了します。 *申込期限までに受講申込者が9名に達しない場合は、閉講となります。 |
単位 | 2単位 |
テキスト | プリントを配布します |
備考 | お申込みと受講前に、必ず「受講にあたっておよび注意事項」をご確認ください。 |
講師紹介
白井 雅人
獨協大学講師 専門/日本思想?宗教哲学
上智大学大学院を経て、大学では哲学、及び思想史を教える
概要
「自我」や「自己」という概念は、現代の私たちにとってみると、馴染みのある概念であるように思えます。しかし実は近代に作られて定着した概念であり、明治期にこの概念に接した日本人にとっては、馴染みのない理解の難しい概念でした。
本講座では、「自我」という概念が近代日本においてどのように展開していったのかを見ていきます。まずは近代の「自我」概念を作り出したデカルトを参照しつつ、デカルトの歩みが明治近代の小説家夏目漱石と軌を一にするものであることを確認します。そのうえで、明治期の哲学者(井上哲次郎、井上円了、清沢満之、西田幾多郎)たちが「自我」の問題にいかに取り組み、どのような答えを出したのかを見ていきます。
日程
- 10/2
- 10/9
- 10/16
- 10/30
- 11/6
- 11/13
- 11/20
- 11/27
申込期限:9/9(火)