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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2025/03/24 現在/As of 2025/03/24 |
開講科目名 /Course |
英米文学研究(現代英語文学)(M)/STUDIES IN BRITISH AND AMERICAN LITERATURE |
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開講所属 /Course Offered by |
大学院/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2025年度/2025 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火2/Tue 2 |
開講区分 /semester offered |
通年/Yearlong |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
上野 直子 |
科目区分 /Course Group |
大学院科目 専攻科目 |
遠隔授業科目 /Online Course |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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上野 直子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
ブラック?ブリティッシュの歴史と文学を概観する。三冊の研究書を読む。一冊目はブラック?ブリティッシュ関連の古典である、Peter FryerのStaying Power: the History of Black People in Britain (1984). 奴隷貿易のはじまりから、第二次世界大戦後の(旧)殖民地からの英国への大量移民にいたるまでの英国の黒人の歴史を、文学テクストも交えながら概観する。その後に、C.L. LinesのA History of Black and Asian Writng in Britain, 1700-2000 (2002)で、18世紀、19世紀の文学状況を見ていく。最後は、James ProcterのDwelling places: Postwar black British writing (2003) で第二次世界大戦後の文学に焦点を絞る。20世紀後半の50年間は、英国がかつてない変化を遂げた時代であった。大英帝国最後の幕引き、長い経済停滞、80年代からの経済優先政策による大きな社会の変化、好景気に支えられたクール?ブリタニアの90年代、そして戦後を通じて付加逆的に進行した多人種?多文化社会への変化。そのなかでブラック?ブリティッシュの文学にも変化が見られる。ディアスポラ的な感性の作家だけでなく、むしろ変化する英国を自らの場所として捉える表現者が登場してきているのである。否応なく、多人種?多文化社会へと変化していく英国と、そのなかでのブラック?ブリティッシュの文学のありようについて考察するのが、本授業の三番目の課題である。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
原則として対面で行う。状況によってリアルタイムzoomも利用する。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前には必ずテクストの指定箇所を読み、質問をまとめ、議論のポイントを用意しておくこと。事後は、自分の理解と興味に応じ、学習を発展させること。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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